『避難所運営ゲームHUG』を開催

『避難所運営ゲームHUG』を開催

≪建築士だからできるソフト面でのフォロー及び防災・減災について考える≫

 

平成27年より継続してきた「避難所運営ゲームHUG」を令和元年度第1回目として6月15日(土)に打田生涯学習センターで開催しました。

 避難所運営ゲーム

  今回は、紀の川市役所・危機管理消防課の北村光也氏に来て頂き、ハザードマップの説明や水害・土砂災害 の防災情報の伝え方が変わったお話しを聞きました。

 逃げ遅れゼロを目標に、市町村が出す避難情報と国や都道府県が出す防災気象情報を5段階に整理されたそうです。他にも消防署にお勤めの方や市政の公職に就かれている方にもご参加してもらい、それぞれの立場からのお話しやご意見を伺いました。

 また、親子での参加者もいて避難所運営をゲーム感覚で、熱心に取り組んでくれていました。

 ひとつの班を数名で構成しましたが、個々の判断に相違があるのでとても時間がかかっているようでした。回収したアンケートには、トイレのこと、ペットのこと、怪我や病気、それに介助の必要な方への対応に悩んだとありました。

  あなたが感じた問題点や課題点は何ですかの問いには、避難所運営の組織作り、ルール作りが必要であり、自治会長、民生委員、自主防災、社協、行政との横の繋がりを強化する必要があると書いてくれていました。また、地区での繋がりも大切なので、各地区で避難所HUGを開いてもらい、事前の準備や心構えをしていきたいと言われる方もいました。

  市町村でも避難所運営マニュアルが作られていますので、一度目を通していただき、一人でも多くの方に共通認識を持ってもらいたいと思います。

  宮本支部長には東日本大震災での貴重な体験や、震災直後の状況のお話しをしていただき、

西根副支部長の防災への熱い思いを聞いて閉会となりました。

那賀支部  仲谷美幸

 

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