御坊市寺内町 伝統建築物 まち歩き 地元から建物を学ぼう!!レポート

 平成24年11月10日(土)に日高支部青年委員・女性委員で「御坊市寺内町 伝統建築物 まち歩き 地元から建物を学ぼう!!」を企画し開催させていただきました。

IMGP1846 地元の伝統的建物を再認識し学ぼうと、本会より中西重裕副会長を講師にお招きし、20名の参加者で学習いたしました。

 御坊寺内町は、真宗寺院として紀南地方最大の規模の日高別院本堂を中心に、西に向かう比井街道の起点に加え、東に熊野三山参詣道の紀州街道が通る要地として、日高川河口を利用して廻船業がおおいに栄えてきました。

 町並みの風景は、江戸末期から明治前期の商家、大正期の造り酒屋の蔵や店舗をはじめ、廻船業を営んだ屋敷や味噌の商家、醤油の商家などがあります。

 まず正宗屋商店から見学し、防空壕が残る中松金物店、日高別院、IMG_20121110_163455町内最古の民家、左官細工の鷹があるこまため化粧品店、赤レンガ塀等 17箇所を見学学習させていただきました。

 初めての方はもちろん、2度目の方、御坊市寺内町出身の方も知らない事が多く、中西講師の話に夢中になっておりました。

 その後、場所を替え懇親会を開き、そこで、見学の感想を発表し意見交換を行いました。

 伝統建物をいかに残していくか?どのような維持方法、管理方法、設計などあるのか?身近な所にも面白い問題があることに発見いたしました。

 皆様も、近所散歩してみてはいかがですか?小さな一歩が大きな一IMGP1846歩に変わるかも知れませよ。

 この企画で、見学させていただきました皆様、また貴重な時間をとっていただきました中西副会長さま、誌面をお借りいたしましてお礼を申し上げます。

 

 

 

日高支部 青年委員  亀山 忍

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